三闘神クエストで出てきた「聖石」に関する考察です。

聖石とは

「聖石」はFFタクティクス(以下、FFT)やFF12に登場します。FFタクティクスでは、聖石は「ゾディアックストーン」と呼ばれ、物語のキーアイテムとして描かれています。FF12では、「おたから」というゲームシステムで使うアイテムの一部として登場します。共通して、聖石は「イヴァリース」という架空の世界、地域に存在しています。

FF14における聖石の存在

黒聖石サビク

魔導城プラエトリウムで対決したアルテマウェポンのコアに用いられていたのが、「黒聖石サビク」です。FF14の中で聖石という単語が初めて出てきたのがこのタイミングだと思います。
アルテマウェポンはガイウスが操作していましたが、アルテマウェポンの実戦投入にはアシエンが絡んでいました。アシエンが崇める神、「戒律王ゾディアーク」は、FFTやFF12でも登場し、FFTではサーペンタリウスというへびつかい座のルカヴィ(聖石の力を使って人間が変身した悪魔)が召喚魔法として使ってきます。黒聖石の名前に使われている「サビク」はへびつかい座の星の1つであることから、アシエンと「聖石」が何らかの関係を持っていると考えられます。

白聖石

ムーンブリダがアシエンを捕らえるために開発した魔器が「白聖石」です。白聖石に関するストーリーに、FFTやFF12とのつながりを示すものはなかったかと思いますが、ここでも聖石という単語が登場していました。

ウヌクアルハイのセリフ

ズルワーンを倒した後のカットシーンで、ウヌクアルハイが聖石というフレーズを口にします。
ウヌクアルハイの世界では、英雄は聖石をあやつっていたようです。 そして、メインストーリーで登場する闇の戦士は、第一世界の英雄ということがパッチ3.4のメインストーリーの最後で明らかになりましたが、闇の戦士たちが持っていたクリスタルは主人公とは異なる色を持っていました。FFTやFF12に存在していた、聖石(ゾディアックストーン)も種類ごとに異なる色を持っているので、主人公がハイデリンから授かったクリスタルは、「聖石=ゾディアックストーン」ではないかと推測されます。

まとめ

こうやって振り返ってみると、FFTやFF12の世界である「イヴァリース」に関する伏線がパッチ2.0の頃から存在していることがわかります。パッチ4.0「紅蓮のリベレーター」の新アライアンスレイドが「Return to Ivalice」なので、今までの伏線がどうやってつながっていくのか今から楽しみですね! また、竜詩戦争の終結以降、別次元の話が出てきていますが、FFタクティクスアドバンスでは「イヴァリース」は異世界という設定になっているので、どういう形でイヴァリースが描かれていくのか、というところも気になるところです。