ゲーム以外の用途でも多ボタンマウスが欲しいと思っていたので、Logicoolのゲーミングマウス「G502 X」を購入し、FF14で使えるか試してみました。 試した結果とマウスの設定などに関してまとめておきたいと思います。

環境

G502 Xの使用を試したMacBook AirのモデルとOSのバージョンは以下のとおりです。

  • MacBook Air (M1, 2020) 13.3インチ
  • macOS Montery 12.6

G502 XはM1 Macbook Airで使用可能

結論から言ってしまうと、G502 XはM1 Macbook Airで使用可能でした。
対応プラットフォームとしてmacOSは記載されていますが、Macはサードパーティ製の機器と相性が良くないことがあるので、購入するのに少し勇気がいりました。
実際使ってみるまで不安だったのですが、FF14でも使用でき、G HUBによるボタンのカスタマイズも問題なくできたので良かったです。お金が無駄にならずにすみました…。

マウスの使用や設定

G502 Xの使用や設定に関してポイントなどを以下にまとめておきます。

USB Type-Aに変換するアダプタが必要

G502 Xの有線タイプの接続端子はUSB Type-Aです。最近のMacBookにはUSB-Cポートしかないので、マウス以外にType-Aに変換するアダプタが必要です。

初回接続時にキーボード設定アシスタントが表示される

G502 Xは接続するだけでマウスとして使用できましたが、初回接続時にキーボード設定アシスタントが表示されました。
アシスタントに従って設定を進めていこうとしてみましたが、そもそも接続したのはマウスで途中から進めなかったので、アシスタントは閉じておきました。 その後接続し直してもキーボード設定アシスタントは表示されなかったので、無視して問題なさそうです。

G HUBのプロファイル自動切り替え

追加で使いたいボタンがマウス横にある2つのボタンだけの場合、FF14のキーバインド設定でそのボタンをホットバーなどに割り当てることができるので、G HUBによる設定は不要ですが、ボタンなどをカスタマイズをしたい場合、Logicool社から提供されている「G HUB」というソフトウェアを使います。G HUBはMac版も用意されています。

G HUBにあらかじめゲームとプロファイル(ボタンカスタマイズなどの設定)を登録しておくと、プレイ中のゲームに応じてプロファイルを自動で切り替えてくれるのですが、最初その切り替えがうまく機能せず、「デスクトップ:デフォルト」がアクティブになってしまっていました。

プロファイルをマウスのオンボードメモリに保存して使ったり、プロファイルの自動切り替えを無効にしで使えばよいだけなのですが、せっかくの機能が使えないのもアレなので調べてみたところ、G HUBに設定するFF14のパスが誤っていました。

最初は「/Applications/FINAL FANTASY XIV ONLINE.app」を登録していたのですが、カスタムパスの追加で「/Applications/FINAL FANTASY XIV ONLINE.app/Contents/SharedSupport/finalfantasyxiv/FINAL FANTASY XIV ONLINE」を追加するとFF14用のプロファイルに自動で切り替わるようになりました。

ちなみにカスタムパスを追加する時に表示されるダイアログではappファイルの中身を見れないので、「Shift+command+G」で「/Applications/FINAL FANTASY XIV ONLINE.app/Contents/SharedSupport/finalfantasyxiv」を直接開く必要があります。

G HUBの自動起動

G HUBはMac起動と同時に起動する設定がありますが、システム環境設定 > ユーザーとグループのログイン項目には登録されていません。PC起動時の自動起動の設定をしたい場合、G HUB自身の設定で変更する必要があります。